北朝鮮国境警備兵脱北者に中国領内で発砲――5名が死亡
【新唐人日本2011年1月11日付ニュース】韓国メディアによると、中朝国境付近で先月、脱北者に対し、北朝鮮の国境警備兵が発砲。5人が死亡、2人が負傷した。
“朝鮮日報”は、中国からの情報として、昨年12月14日、北朝鮮の東北の都市、恵山市(ヘサンし)付近で、中朝を隔てる鴨緑江を脱北者が渡ろうとした際、事件が発生したと報道。
報道によると、北朝鮮の国境警備兵は脱北者を追いつめた後、中国の領土内で彼らに発砲。警備兵は、中国当局関係者の黙認の下、遺体と負傷者を北朝鮮領内に運んでいったという。
北朝鮮国境警備兵が国境を越えて、脱北者に発砲するのは、これが初めてだとみられている。
上のリンクをクリックすると、このニュースの中国語版が見られます。